******************《水彩画教室のご案内》*****************
実家の喫茶店の空き日(水曜・金曜・日曜)を利用して、水彩画教室をやっています。 初心者から経験者まで各々に見合った指導をいたします。水戸市内又は近辺の方で 水彩画を描いてみたいと云う方は是非どうぞ!! 詳しくはこちらをご覧下さい。→《水彩画教室

2024年10月22日

下郷の秋

朝晩は結構冷え込んできました。
先日那須へ行った時、山の方は少し色付き始めたところもありましたが、まだまだという感じでした。

4年前の今頃、GoToトラベルで旅行した南会津のネタから描いてみました。
観音沼森林公園のパーキングから沼の方向とは反対側、山の方を見た図

〈下郷の秋〉
南会津 下郷町
アルシュ 荒目 37.5×27.5cm

下郷の秋.JPG
posted by Baian at 13:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 画材

2024年05月17日

クサカベの新しい絵具

クサカベさんから「シングルピグメントシリーズ」の透明水彩絵具が発売になった。
ドットシートをご提供いただいたので描いてみた。
グラニュレーティングカラー(粒状化色)12色とステイニングカラー(染まる色)6色。
粒状化色はこれまでになかった色味が多い。
グレー系などは単一顔料でこんな色が出せるのかと驚きました。
空の描写や街の建物などに良いかもしれません♪
ステイニングカラーは色伸びが良く、とても鮮やかです。
一昨年いただいた分離色の「ハルモニア」もまだ使ってなかったので併せて使ってみました。
こちらは予測不能な部分もあるけど使っていて楽しいですね。癖を掴めば便利かも〜♪

kusakabe_colour.JPG

家から車で5分くらいの場所
前からあやふやだったんだけど
後台ってひたちなか市と那珂市のまたがって同じ地名があるんですね。

〈初夏の後台〉
ひたちなか市後台

Watercolor Kusakabe Single Pigmento Colours and Harmonia(Granulating Colours)
Waterford C.P 37.0×27.0cm

初夏の後台_修正1.JPG
posted by Baian at 12:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 画材

2023年11月19日

制御不能

2年くらい前、メーカーさんからサンプルで戴いたパッドタイプのスケッチブック。
ファブリアーノ社の「Studio Watercolor」の細目(Hot Press)12枚綴り
細目は自分では買わないのですが、せっかくなので試し描き。

fabriano studio watercolor hotpress.jpg
モチーフは先日近所の公園を散歩中に見つけた植物。
写真を撮ったのですが名前が分からず、Googleで画像検索したら
「ムラサキシキブ」と出ました。
仲間に「コムラサキ」「ヤブムラサキ」などがあるみたいだけど、そのうちのどれかだと思います。
それと杉ぼっくりを併せて描いてみました。
背景は池でしたが入れてません。

ムラサキシキブと杉ぼっくり_お試し版.JPG

あの〜、結論から申し上げますと自分には全くコントロールが出来ない紙でした。
細目というのもあるんですが、ウォッシュが紙の表面にいつまでも漂っている感じです。
溜め塗りをするとそこだけ残り、乾くとエッジが出てしまう。
逆に言うとカリフラワー状のバックランなどは出来やすいです。
そんな偶然の滲みを活かした描き方には向いてるのではないでしょうか。
どちらかと言うと自分は段階的に色を重ねていく描き方をするので、やはりこういう紙は難しい。
素早く重ねないと前に塗った色が溶け出して色が濁ってしまう。
ファーストウォッシュの発色がとてもキレイなだけに濁すとガッカリしてしまいますね。
コットン25%配合なので、もうちょっと絵具の食い付きがあればな〜..。
反面、リフト(色抜き)は簡単に白く抜けます。
もちろん、紙の好み・相性は人それぞれなので僕には向かないという事です。

ちなみにファブリアーノ社の製品ではアルティスティコ(コットン100%)とFabriano5(コットン50%)はとても好きな紙です。

posted by Baian at 16:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 画材

2023年10月22日

秋桜とサルビア

6年ほど前にロケハンした大田原市のライスラインから。

〈秋桜とサルビアの咲く丘〉
栃木県大田原市
Otawara City Tochigi Japan
紙:ファブリアーノ・アルティスティコ C/P 34.0×49.5cm

秋桜とサルビアの咲く丘.JPG
posted by Baian at 12:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 画材

2023年05月13日

マッチ透明水彩絵具

数日前のニュースでスーダンの内戦の影響でアラビアガムの供給が難しくなってると聞いた。アラビアガムをバインダーとしてる透明水彩絵具が値上がりしないか心配(-_-;) 
そんな訳で20年前に大量にボトルで買ったまま、たま〜にしか使わないマッチ透明水彩絵具で描いてみた。
顔料が超微粒子なので混色しても彩度が落ちにくく鮮やかな発色が特徴の絵具。
粒状化させたい時とか困るけどそれ以外は問題ない感じ。
正直一生かかっても使いきれない分量だ。
ただ、長く使ってないとアラビアガムと顔料が分離する傾向がある。
その時は撹拌してやれば問題なく使える。
高い絵具を買わされ続けるならこれに慣れてしまった方が良いのではと思う時も(;´∀`)
いざという時のためにしばらくこの絵具で描いてみよう♪

〈水郡線と水田〉
那珂市 後台
マッチ透明水彩/ウォーターフォード ホワイト中目 30.0×39.5cm
水郡線と水田.JPG

こちらがマッチ透明水彩絵具のラインアップ!
私はほとんどベイシックカラーしか使いませんが..。

上:マッチ・レインボーカラー
  (ややマットな色合いが特徴の絵の具)
中:マッチ・ブライトカラー
  (ベイシックに比べるとチューブがやや大きく、彩度は若干落ちますが中間色を多く取り揃えてある)
下:マッチ・ベイシックカラー
  (色の元である顔料の含有率が最も高く、一般の絵の具に比べて約3倍も含まれている)

詳しくはこちらで 右矢印1 MATCH
match1.jpg

こちらベイシックカラー大容量120mlのボトル
中間色は自分で配合して容器に保存してます♪
match2.jpg

マッチの19色仕切りのパレット。ABS樹脂製で絵具を弾かない
プラスチックタイプではこれに勝るパレットは無いと思う。
W&N用に同じものを買ってしまったくらい使い勝手が良い
match3.jpg
posted by Baian at 14:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 画材

2022年09月03日

シリウス水彩画紙

学生の頃、修学旅行で行った京都の鈴虫寺(華厳寺)が懐かしくて再度訪れた際、バス停近くにあった茶屋。

以前から気になっていた「シリウス水彩画紙」を買って描いてみる。細目寄りの中目でしょうか、表裏なしの両面エンボス加工。画用紙と水彩紙の中間くらいの製品らしい。
「水彩紙」ではなく「水彩画紙」となっています。
特厚口220gのB判全紙でも150円くらいとびっくりするほど安い。B4サイズなら8枚取れる。パルプ紙らしくマスキングなどしなくても筆でなぞれば真っ白に抜ける。発色も悪くないですね。ちょっとしたスケッチにはいいかもしれません。

〈バス停前の茶屋〉Kyoto City Kyoto Japan
Watercolor / Sirius 25.7×36.4cm
バス停前の茶屋s.JPG
posted by Baian at 12:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 画材

2022年06月25日

マット

額縁の中に入るマットの話です。
ちょっと気になったので
自分用のメモとしてここへ書いておきます。

自分が最も多く使う額は半切サイズと三々サイズなのですが、
それ用のマット(ワーグマン HB-43 2mm厚、溝付)を
1枚ずつ近所の画材店に注文したところ、その請求額に唖然としました。
前にも頼んだことがあるので、注文時に値段を聞かなかったのも
いけなかったのですが..。
2枚合わせて6,500円オーバー
えらい高いですねと言うと、それでも2割引きとか!?
溝付なのでマットを製造するメーカーにカットを依頼するので
どうしても割高になってしまうとか。
運賃も入ってないので、これ以上どうしようもないとの弁。

実はその前にたまに利用する画材サイトで同じ物で金額を調べて
ありました。ネットでの見積金額を確認した後で電話でも確認したので間違いありません。
半切用が1,402円、三々用が1,485円です。これは税込み金額です。
2枚合わせて2,887円。
その差額は倍以上という事になります。

近所の画材店を利用するのはそれなりにメリットがあります。
色々と相談に乗ってくれるし、ちょっとした無理も聞いてもらえます。
大きな画材サイトと地方の画材店が価格で勝負にならないのは
こちらも承知しているので、少しぐらいの差は気にしていません。
つまり持ちつ持たれつということです。

ですが、これだけの差があるとそういう訳にはいかないので、
次回からはこのマットに関しては画材サイトを利用することにします。
色付きのマットなどは作品と直に合わせてみないと分からない事もあるので、少し遠いですが大きな画材店はマットを常に在庫してるので、そちらを利用したいと思います。
posted by Baian at 09:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 画材

2022年04月20日

和紙ベースの水彩紙(アワガミファクトリー)

徳島県の和紙メーカー「アワガミファクトリー」さんから水彩画用のサンプル紙を2種類いただいたので描いてみました。

楮(こうぞ)45%、コットン55%配合の水彩画用紙「白鳳」220g/uと

竹和紙をベースに強サイジング処理をした水彩画用「竹和紙」250g/u。

awagami.JPG

どちらも緩やかに絵具が浸透していき和紙ベースなんだけどとても描きやすい紙です。マスキング液やマスキングテープも使用OK。リフトは描いてすぐなら抜けますが、何層か色を重ねた後だと抜きにくくなる感じ。白鳳は柔らかく、竹和紙は硬質でカッチリと仕上がる印象ですが、どちらも発色は良いと思います。まだ1枚だけなのでまた違ったモチーフで色合いを変えて描いてみたいですね。

アワガミファクトリー www.awagami.or.jp

こちらでサンプラー(有料)、アートパッド15枚入りが販売してます

「白鳳」A4サイズ
silhouette.JPG

「竹和紙」A4サイズ
菜の花_竹和紙.JPG
posted by Baian at 14:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 画材

2022年03月27日

コットン50%

少し前にコットン25%配合の「ファブリアーノ・ウォーターカラー」とコットン50%配合の「ファブリアーノ5」のコールドプレスで描いたえをUPしましたが、今度は「ファブリアーノ5」のラフ(荒目)です。
ファブリアーノの荒目はアルシュやウォータフォードの荒目よりさらに荒い凹凸な質感
コットン紙の描き心地を残しながらも、リフトや修正は楽な紙です。
表面強度もあり、マスキング液やマスキングテープも問題ありません。
コットン100%のアルティスティコと比べると濃い色の重ね塗りは下層の色が動いて濁りが出る場合があるので手早くやる必要があると感じました。

【春の裏筑波-旧筑波鉄道(現りんりんロード)より-】
紙:ファブリアーノ5 Rough/サイズ:21.5cm×30.0cm

春の裏筑波.JPG

桜は紙の白を残しながら空を塗って、後からピンク系で着色し、その後薄紫系で影色を付けています。
山や樹木に重なる部分はこちらで白を入れてます。
ガッシュのホワイトはハイライトなどによく使用しますが、後から色を重ねたい時はこちらの方が向いている気がします。
もう10年以上使ってますが、ドロドロしてきたら水を加えてもOKなのでなかなか無くなりません(笑)

Dr.Ph.Martin's ドクターマーチン ブリードプルーフホワイト 1オンスビン 29.5ml

414FXQ9KqnL._AC_SL1000_.jpg
posted by Baian at 15:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 画材

2022年03月21日

青系追加

固形のパレットに青系の色を追加した。
追加したということは泣く泣く削除した色もある訳ですが..。
以前から使っている絵具ですが、チューブを一々探すのが面倒なのでパレットに出しておくことにしました。
追加したのは以下の3色

@マンガニーズ・ブルー ノーバ(ホルベイン)
Aデルフト・ブルー(シュミンケ)
Bインディゴ(ウィンザー&ニュートン)

※クリックで拡大↓
new_color.png

@は明るい青だが青系にしては染み込まず後からリフトが容易に出来る絵具。スカッと抜けた青い空には便利だし、乾燥した後もリフトで柔らかなエッジが出しやすい。

Aはオランダの都市デルフトの陶器に使われた青。何とも言えない深みのある色合いでなかなか混合で出すのが難しい。ムラになりにくい色なので私は夜景などにもよく使う。

Bは草むらなどの濃淡を付ける時、最も暗い部分の彩色に有効。イエロー系との混色で鮮やかなグリーンから深く強いグリーンまで巾広く作ることが出来る。

風景を描く絵描きとしてはグリーンの絵具は2色しかパレットに入れてないので、他の絵描きさんよりは少ない方かもしれません。
それよりも黄やオレンジと青の混色で作るグリーンが好きだ。
さらに補色の赤や茶を加え、水加減の濃淡でバリエーションは無限に広がる。

※クリックで拡大↓
colorsample.JPG
posted by Baian at 14:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 画材

2021年11月20日

黄色の絨毯

近所の公園、銀杏の絨毯をお散歩♪
ハクチョウもやって来ていました。

2021_swan_oshimapark.jpg

〈Yellow carpet〉
水彩紙:ファブリアーノ・アルティスティコトラディショナルホワイト
サイズ:49.5×34.5cm
Yellow carpet.JPG
posted by Baian at 13:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 画材

2021年11月09日

お買い得品

行きつけの某画材店で何〜となく筆の陳列棚を見ていたら
ウインザー&ニュートン社のセーブル筆が目に入る。

6号サイズが700円!?  ウソでしょ???

ま〜コリンスキー筆の半値としても3,000〜4,000円が相場。
いわゆる見切り・処分品と見た!
この前購入したリセーブルのナイロン筆さえ1,300円くらいだった。
これはめっちゃお得。

上2本が今回買った6号筆
濡らしたものと乾いたもの。
下は以前買ったこのシリーズのリガー筆3号
brush.jpg

そして、ウォーターフォード水彩紙(英)の在庫が無くなったのでこちらも調達。
確か数カ月前だったかえらく値上げされてしまい、買うのを躊躇してたのですが。
数量限定で3枚ほど多いブロック紙が置いてあったのでそちらをゲット!!
F6中目のナチュラル(左)とホワイト(右)。
ホワイトの方は表紙のデザイン変わりましたね〜。

waterford.jpg
posted by Baian at 11:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 画材

2021年10月13日

ナイロン筆

つい最近、コリンスキーの丸筆がすり減って来たので
注文しようと思って画材サイトを見てみたら
無い、どこにも在庫が無い!
どうやら国際的な環境問題の影響で良質な材料が入ってこないとか!?
大きなサイズや極小サイズは残ってるのですが、
実用的な4号から8号ぐらいのものはほぼ在庫なし

仕方ないので近場の画材店へ行ってみたら、ナムラから新型のナイロン筆が出ていました。

Norme[ノルム]という筆。

クリックで拡大↓
brush_norme.jpg
以下、メーカーの宣伝文
近年の環境環境問題により画筆の原毛に良質な物が入手困難な状況に立たされています。アーチストの要求に応えられるよう弾力・含みに卓越された新開発の人工毛、分子構造レベルで毛の表面を加工。「EXCLUSIVE SYN SABLE」(エクスクルーシブ センスティック セーブル)軸部分にはベルベットグリップを採用。この筆が今後ナイロンの新基準となっていくでしょう。

という事で、6号サイズを買ってきて試してみました。
価格は1300円、ナイロンとしては高いですよね。
いつも買ってるコリンスキーの4号サイズと同じくらいの大きさ。

左がノルムの6号、右がピカビアのコリンスキーの4号
norme_kolinsky_1.JPG
norme_kolinsky_2.JPG
毛先はピンとして弾力もありそこそこ描きやすいです。
ただし、天然のセーブルやコリンスキーとはやはり違う。
水の含みとかドライブラシにした時の感じがね〜(;´∀`)
草を描いた先っぽの部分、明らかに違いますね。
デリケートな表現が必要な個所にはもう少し
慣れが必要かもしれません。
あとは毛先がどれくらいもつのだろう?
しばらく使ってみようと思います。


posted by Baian at 12:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 画材

2021年06月12日

固形パン2021

昨日は生徒さん達と画材店で待ち合わせして絵具や筆などを調達。
生徒さんにはお薦めのチューブ絵具や筆などを。
私自身はもうすぐ不足しそうな固形絵具を買ってきた。

↓はメインで使っている固形パンのパレット。
チューブ絵具のパレットは国産のホルベインがメインになってきてるが、こちらは輸入品が多い。
けっこう気分で中身を入れ替えるので、そんな時パンは便利だ。

年に一度くらいここで顔ぶれを紹介している。現在はこんな感じ
           ↓クリックで拡大
2021_pan_palettes.jpg

メーカーは色名の後にホルベイン右矢印1〈H〉、ウインザー&ニュートン右矢印1〈WN〉、
シュミンケ右矢印1〈S〉、デーラー・ラウニー右矢印1〈R〉で表記

上段左から右へ
カドミウム・イエロー・ペール〈H〉/トランスルーセント・イエロー〈S〉/トランスルーセント・オレンジ〈S〉/レモン・イエロー〈R〉/カドミウム・オレンジ〈WN〉/カドミウム・レッド〈WN〉/パーマネント・アリザリンクリムソン〈WN〉/パーマネント・ローズ〈WN〉/キナクリドン・マゼンタ〈WN〉/オペラ〈H〉/マンガニーズ・ヴァイオレット〈S〉

中段左から右へ
ネープルス・イエロー〈WN〉/オーレオリン〈WN〉/グリーン・ゴールド〈WN〉/フーカーズ・グリーン〈WN〉/ビリジャン〈WN〉/コバルト・ターコイズ・ライト〈WN〉/セルリアン・ブルー〈WN〉/コバルト・ブルー〈WN〉/フレンチ・ウルトラマリン〈WN〉/ウインザー・ブルー(グリーンシェード)〈WN〉

下段左から右へ
ロー・シェンナ〈H〉/バーント・シェンナ〈WN〉/バーント・アンバー〈H〉/ウルトラマリン・ヴァイオレット〈S〉/モーブ〈S〉/ペリレーン・グリーン〈WN〉/インディゴ〈WN〉/ペインズ・グレー〈WN〉/ニュートラル・チント〈WN〉
posted by Baian at 15:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 画材

2020年12月03日

再びパレット補修

少し前までメインで使用していたパレット。
6年位前に一度補修したのだけれど、
また錆びてボロボロになってしまったので放っておいたのですが、スケッチとかに持って行くのにはこの位のサイズの方が便利なので再び修理してみました。

修理中の画像を撮り忘れましたが使った道具はコチラ!

DSCF4119s.jpg

ここには写ってませんけど、最初はサンドペーパーで錆びや浮いてしまった塗膜を剥がします。
仕切りの平らな面は金属製の精密ヤスリで。
さらに手作業では難しい隅っこや奥の方は電動ルーターを使うと楽ちん!
この電動ルーター、ホームセンターで買った中国製ですが数十点のパーツが付いて3,500円くらいでした。
3,500円出せば新しいパレット買えるんじゃとも思いましたが、今後も色んな事に使えそうなのでゲット。

キレイになったら塗装。
私はプラモデル用のエナメル塗料を使います。
塗料だけだと塗膜が弱そうかなと思ったので、今回はプライマーを前処理として塗ってみました。

ボロボロに錆びた箇所もこうしておけば又数年は使えます。
↓は6年前の補修の時のです。
hoshuu.jpg

今回は古い絵具は全部取り去ったので、配置も再考してみます。
水彩紙に絵具を塗ったチップを並べて検討。
最終的にこうなりました。

palette配置.png


実際にチューブを絞り出します。
仕切りいっぱいに絵具を充填すると、絵具が乾燥する時の張力で
塗膜を引っ張ってしまうので中央に絞り出す。
使い勝手には問題なし(^^)v
DSCF4117trim.jpg

最後に配置を考えるために使ったチップは色見本として
スケッチブックへ貼って終了!
palette24color_mini.jpg
posted by Baian at 16:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 画材

2020年08月25日

長続きはしないけど

絵描きにとって道具の配置は大事!
作業の流れがスムースになる様に
アレをココへ
コレをそっちへと
掃除のついでに配置替え
ま〜、あっと言う間にぐちゃぐちゃになっちゃうんですけどネ(;´∀`)

material.jpg

posted by Baian at 15:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 画材

2020年08月23日

湖畔風景

何度も描いてる場所ですが、湖畔の景色です。

教室以外で描くのは久しぶり
画面下部のマスキングはもう一工夫した方が
いい感じです。
ちょっとエッジがうるさい

〈湖畔にて〉
キリマンジャロ水彩紙 コールドプレス 34.5×25.5cm

kohannite.jpg



posted by Baian at 19:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 画材

2020年07月20日

紙購入

教室で使う紙が残り少なくなってきたこともあり
約1年ぶりに水彩紙を購入。

DSCF3506_s.jpg

前回と同じ米国の画材サイト
「Cheap Joe's Art Stuff」を利用。
20枚綴りの一辺糊付けを2冊、
15枚綴りと20枚綴りのブロック紙を各1冊

DSCF3512_s.jpg

あちらは日本独特のF判の紙サイズはありませんから
縦横共インチ規格でのサイズとなります。

1インチは25.4ミリ

例えば 11" x 14"は11×14インチですが25.4を掛けると
 279.4×355.6ミリとなります。
F4サイズが242×332、B4サイズが257×364なので、
どちらかというとB4に近いでしょうか。
中判紙(560×760)の1/4(クォーターシート)
が280×380ミリで、およそ11×15インチなので、
長手方向が1インチ短い感じです。
 
今回はチープジョーのオリジナル コットン水彩紙
ナチュラルホワイトとブライトホワイトの11" x 14"を各1冊づつ。
20枚綴りの一辺糊付けタイプです。
最近教室でのデモはコレか日本製のホワイトアイビスを
使っています。

アルシュの荒目(Rough)のブロック紙 12" x 16"を1冊。
F6とほぼ似たサイズ

ファブリアーノ・アルティスティコのトラディショナルホワイトの
ブロック紙 荒目(Cold Press) 14" x 20"を1冊。
これはかなり横長の比率で半分にカットしても使えるので便利

商品が約150ドル、運送費&手数料が約39ドル
現在のレートだと2万円を少しオーバーするくらいでしょうか。

アルシュはこのサイズだと以前は42ドルくらいだったと記憶してるので、
けっこう値上げしましたね。
ま、それでも日本の半値くらいです。
 
◆以下参照

 Shipping Method

International Shipping - FedEx

 Items Qty Price
 
Kilimanjaro Original Bright White Watercolor Pad, 140 lb., 11" x 14"

 $26.99

Kilimanjaro Natural White Watercolor Pad, 140 lb., 11" x 14"

 $26.99

Arches Watercolor Block, 140 lb. Rough, 12" x 16"

 $51.45

Fabriano Artistico Traditional White Watercolor Block, 140 lb. Cold Pressed, 14" x 20"

 $44.69
 
 Subtotal $150.12
 Shipping & Handling $39.25
 Grand Total $189.37


Thank you again,
Cheap Joe's Art Stuff!

で!今回は少し問題がありました。
注文したのは7/6でしたが、いつまで経っても出荷された様子がない。
通常なら翌日または翌々日くらいにはFedExの追跡可能なトラッキングナンバーが
メールで送信されてくるのですが、1週間経ってもそれがない。

なので、どうなってるんだ!?と、
英文で問い合わせしたところ、あわてて出荷したみたいで
トラッキングナンバーを知らせてきました。

以下が我が家に届くまでの追跡画面。
途中アラスカを経由してるのが分かります。

※クリックで拡大
delivary2.jpg

で!成田の税関でまた一悶着あった模様(赤丸の箇所)
内容物の詳細・内訳が表示されてなくペンディング状態に。
オイオイちゃんとしてくれよぉ〜
画材サイト側が回答したと見え、翌日にはリリースされましたが..(-_-;)
海外から品物を買うというのはこういうリスクもあるという事ですね。

ウォータフォード紙の中判紙(760×560mm)も欲しいが、
梱包サイズが大きくなると配送費に響きそう。
ウォータフォードは日本で購入してもさほど高くないので
たぶんその方が安心。
posted by Baian at 14:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 画材

2020年02月29日

予備のハーフパンパレット

本日は4年に1度の帳尻あわせの日
1年は(365.242 189 44日≒365日5時間48分45.168秒)とか。
大雑把に言うと365+4分の1日

閏年には五輪が開催される訳ですが、今年は一体どうなってしまうんでしょうか?

ま〜閏年とは全く関係ないですが、画材ネタをひとつ
画像は私が始めて買ったハーフパンのパレットです。
かれこれ15年位前になりますかね
ウインザー&ニュートン社の16色セット!
真鍮製のヘビーウェイトBOXでお皿の底が丸くなってます。
(現行品はお皿の底は四角)
現在は予備に使っていますが、普段使用しているパレットには
出してない絵具もけっこう入れていて、いざという時にぱっと使える様にしています。
例えばフタロ系のグリーン、コバルトグリーン、インディゴなど。
パンを押さえるための金具にも絵具を追加していて
メーカーもごちゃ混ぜで数えたら43色ありました(笑)

harfpan.jpg

posted by Baian at 18:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 画材

2019年07月06日

キリマン Vol.2

先日、米国の画材サイトCheap Joe's Art stuffのオリジナル水彩紙「キリマンジャロ」を購入した記事を載せましたが、

そのナチュラルホワイトの方に1枚描いてみました。

高萩市の国道461号線に沿った用水路がある辺り

朝ドラ「ひよっこ」に出てきた奥茨城という地名は架空ですが、ロケ地はここから5キロくらいのところ。


どこかの画材サイトのブログに吸い込みが強く「吸い取り紙」などと揶揄されているなどの記述がありましたが、実際にこの紙を使用してレビューを書いているのは私の他には同じJWSのくどうさとしさんくらいしか見当たらないので、そんな揶揄をしているのは外国の方なのかもしれません。

実際は吸い込みが強いというよりは乾きが幾分早い気もしますが、それほど気になるレベルではありません。

まーそこは手早く描けばいいわけで、慣れればどうって事はないです。

すでにブロック紙を2冊分消費してますが、私的には同じ米国製コットン100%のストラスモア水彩紙と比較すると、こちらの方が断然好きです。


ただし日本で販売してないので、人に奨めるわけにもいきませんけど(笑)


  Takahagi city Ibaraki Japan
Kilimanjaro Natural White C/P 26.0×34.0cm

2019_okuibaraki.JPG

posted by Baian at 16:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 画材