少し前にコットン25%配合の「ファブリアーノ・ウォーターカラー」とコットン50%配合の「ファブリアーノ5」のコールドプレスで描いたえをUPしましたが、今度は「ファブリアーノ5」のラフ(荒目)です。
ファブリアーノの荒目はアルシュやウォータフォードの荒目よりさらに荒い凹凸な質感
コットン紙の描き心地を残しながらも、リフトや修正は楽な紙です。
表面強度もあり、マスキング液やマスキングテープも問題ありません。
コットン100%のアルティスティコと比べると濃い色の重ね塗りは下層の色が動いて濁りが出る場合があるので手早くやる必要があると感じました。
【春の裏筑波-旧筑波鉄道(現りんりんロード)より-】
紙:ファブリアーノ5 Rough/サイズ:21.5cm×30.0cm
桜は紙の白を残しながら空を塗って、後からピンク系で着色し、その後薄紫系で影色を付けています。
山や樹木に重なる部分はこちらで白を入れてます。
ガッシュのホワイトはハイライトなどによく使用しますが、後から色を重ねたい時はこちらの方が向いている気がします。
もう10年以上使ってますが、ドロドロしてきたら水を加えてもOKなのでなかなか無くなりません(笑)