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実家の喫茶店の空き日(水曜・金曜・日曜)を利用して、水彩画教室をやっています。 初心者から経験者まで各々に見合った指導をいたします。水戸市内又は近辺の方で 水彩画を描いてみたいと云う方は是非どうぞ!! 詳しくはこちらをご覧下さい。→《水彩画教室

2022年03月27日

コットン50%

少し前にコットン25%配合の「ファブリアーノ・ウォーターカラー」とコットン50%配合の「ファブリアーノ5」のコールドプレスで描いたえをUPしましたが、今度は「ファブリアーノ5」のラフ(荒目)です。
ファブリアーノの荒目はアルシュやウォータフォードの荒目よりさらに荒い凹凸な質感
コットン紙の描き心地を残しながらも、リフトや修正は楽な紙です。
表面強度もあり、マスキング液やマスキングテープも問題ありません。
コットン100%のアルティスティコと比べると濃い色の重ね塗りは下層の色が動いて濁りが出る場合があるので手早くやる必要があると感じました。

【春の裏筑波-旧筑波鉄道(現りんりんロード)より-】
紙:ファブリアーノ5 Rough/サイズ:21.5cm×30.0cm

春の裏筑波.JPG

桜は紙の白を残しながら空を塗って、後からピンク系で着色し、その後薄紫系で影色を付けています。
山や樹木に重なる部分はこちらで白を入れてます。
ガッシュのホワイトはハイライトなどによく使用しますが、後から色を重ねたい時はこちらの方が向いている気がします。
もう10年以上使ってますが、ドロドロしてきたら水を加えてもOKなのでなかなか無くなりません(笑)

Dr.Ph.Martin's ドクターマーチン ブリードプルーフホワイト 1オンスビン 29.5ml

414FXQ9KqnL._AC_SL1000_.jpg
posted by Baian at 15:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 画材

2022年03月21日

青系追加

固形のパレットに青系の色を追加した。
追加したということは泣く泣く削除した色もある訳ですが..。
以前から使っている絵具ですが、チューブを一々探すのが面倒なのでパレットに出しておくことにしました。
追加したのは以下の3色

@マンガニーズ・ブルー ノーバ(ホルベイン)
Aデルフト・ブルー(シュミンケ)
Bインディゴ(ウィンザー&ニュートン)

※クリックで拡大↓
new_color.png

@は明るい青だが青系にしては染み込まず後からリフトが容易に出来る絵具。スカッと抜けた青い空には便利だし、乾燥した後もリフトで柔らかなエッジが出しやすい。

Aはオランダの都市デルフトの陶器に使われた青。何とも言えない深みのある色合いでなかなか混合で出すのが難しい。ムラになりにくい色なので私は夜景などにもよく使う。

Bは草むらなどの濃淡を付ける時、最も暗い部分の彩色に有効。イエロー系との混色で鮮やかなグリーンから深く強いグリーンまで巾広く作ることが出来る。

風景を描く絵描きとしてはグリーンの絵具は2色しかパレットに入れてないので、他の絵描きさんよりは少ない方かもしれません。
それよりも黄やオレンジと青の混色で作るグリーンが好きだ。
さらに補色の赤や茶を加え、水加減の濃淡でバリエーションは無限に広がる。

※クリックで拡大↓
colorsample.JPG
posted by Baian at 14:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 画材

2022年03月18日

第11回日本透明水彩会展のお知らせ

今年もまたこの季節がやってまいりました。
私の所属するJWS(日本透明水彩会)の本展が4月にあります。
例年より1週間ほど早い開催となります。

2022年4月6日(水)〜4月12日(火)、丸善・丸の内本店4階ギャラリーにてJWS 11回本展を開催いたします。会員の新作60点を展示致します。そしてJWS「透明水彩レシピ」第5弾を会場にて発売する予定です。今回は「画材」がテーマ!メンバー30名の愛用する画材やオススメの画材が満載。会場ではレシピ5に掲載された作品が各メンバー1点は展示されておりますので併せてご覧になって頂けると幸いです。
また会場入口には毎回人気の小品コーナーも設置。こちらは即売となっておりますのでお目当ての作家さんがいらっしゃいましたらお早めに!
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posted by Baian at 17:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 水彩

2022年03月15日

コットン25%

前回に続き新しい紙を試しています。
ファブリアーノ社(日本代理店はクサカベ)から出ている
「ファブリアーノ・ウォーターカラー」という
セルロースパルプと25%のコットンを配合した水彩紙。

前回の「ファブリアーノ5」はコットン50%配合でしたが
それと比較するとやんわりウォッシュが紙の繊維に浸透するコットン紙の感じはほぼなく、紙の表面に溜まったウォッシュが徐々に乾燥していく感じと申しましょうか、ま〜パルプ寄りの感じだと思います。
価格がファブリアーノ5の半値なので仕方ないかなとは思います。
紙質は白く、発色は良いです。


【瓜連の小径】
紙:ファブリアーノ・ウォーターカラー Cold Press/サイズ:23.0cm×31.0cm
瓜連の小径.jpg
posted by Baian at 14:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 水彩